透析センター
血液透析のあれこれ
透析って、どんな生活になるの?
腎臓が働かなくなったので、代わりに透析をします。
でも、透析医療が進んでいる現在の医療でもっても、本物の腎臓にはかなわないのです。
どんなに性能のいいダイアライザーで週3回×1回4時間の血液透析でも、腎臓の1/14の働きにしかありません。
だから日常生活に飲水制限、食事制限(カリウム、リン、塩分)といった制限が必要になってくるのです。
その制限を少しでも緩やかにするには、毒素をいっぱい除去すること、すなわち透析する時間をかけることです。
当院では長時間透析を推奨しています。
時間をかけることで、身体からの水分の減りが緩やかになるので、急激な血圧低下や、のちの脱水症状(足の痙攣、頭痛、めまい、眩しくなる)を経験する頻度が少なくなります。
時間をかけることで、今まで除去してきた毒素が、より多く除去することができます。
時間をかけることで、短時間では除去できなかった別な毒素が抜けてくるようになります。
将来の合併症のことを考えて、目先のことにはとらわれないで、身体にいい方法を選びましょう。
- シャントってこれからどうなるの?
- シャント作成したけど、将来どれくらいもつの?
- シャント作成したけど、どうやって管理していくの?
- シャントが問題起こした!どうしたらいいの?
- あわてないでください! まずはシャントを診察します
- PTAで改善しなかった場合は、外科的処置が適応となります。
- では、自分の血管でシャント造設が難しかったらどうしたらいいのでしょうか?
- 最初に人工血管による内シャント造設について話します。
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- 静脈瘤
- 過剰血流(スティール=盗血現象)
- 過剰血流(静脈高血圧症)
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- 長期留置カテーテル埋込