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当院について

ご挨拶

佐藤康弘院長[写真]

令和7年4月16日付で康心会茅ケ崎中央病院の院長に就任いたしました佐藤 康弘です。3月以来の再任となりました。どうぞよろしくお願いいたします。

さて当院は昭和53(1978)年に茅ケ崎に開院した歴史のある病院ですが、当時の建物は老朽化のため、新たに建て替えとなりました。2020年3月に急性期疾患を担う南病棟104床がオープンしⅠ期工事が終了しましたが、引き続き、Ⅱ期工事として南館の北側に回復期リハビリ病棟や療養病棟を含む5階建ての新棟(西館)が2022年暮れに竣工、2023年1月から順次オープンし全体で324床の病院となりました。休む間もなくⅢ期工事が始まり、湘南医療大学キャンパス(1~3階)、湘南健康管理クリニック(4階)および東病棟(5~7階)を含む7階建ての新棟(東館)を増設し2025年2月1日にグループ病院である新北稜病院が合併移転して324床の病院から476床の病院として再スタートいたしました。この5年間で当院はまさに“ホップ・ステップ・ジャンプ”と発展しており、茅ケ崎市内でも最大規模の病院となりました。ちょうど私はⅡ期目の“ステップ”の時期に院長として赴任し2年間務めたあと、本年3月からはグループの病院に異動となっていましたが、ご縁があって4月から当院に戻ることとなり、“ジャンプ”の時期も担当させていただくことになりました。

当院は以前より耳鼻科、眼科などが充実していましたが、病院規模の拡大に合わせて、順次、脊椎外科、循環器内科、心臓血管外科をオープン、2024年からは婦人科(ウィメンズセンター)を開くとともに、麻酔科の医師も常勤で勤務するようになり手術件数も飛躍的に増加しています。また、西4階と5階の2病棟は回復期リハビリテーション病棟となりリハビリテーションのスタッフも充実してきております。

一方、病院の規模が大きくなるとどうしても頭でっかちになりがちで、さまざまなところへの目配り気配りが届きにくくなります。当院が最後の“ジャンプ”を成し遂げられるかどうかは、我々が患者さまに良質な医療を提供できるかどうかにかかっていますが、これはたんに医師のみで達成するわけではありません。病院に勤務する様々な職種のスタッフが、自分の職能の専門性を高め、能動的かつ積極的に関与し、さらに風通しの良い医療チームを作って初めて成り立つものだと考えております。患者さまに満足していただける診療を提供できるよう、病院長として微力ながら尽くしてまいりたいと思いますので叱咤激励のほどよろしくお願いいたします。

2025年4月吉日
康心会茅ケ崎中央病院 病院長 佐藤 康弘

プロフィール
専門 循環器内科(虚血性心疾患、インターベンション治療)
出身大学 東京医科歯科大学
診療科 循環器内科、内科一般
資格
  • 医学博士
  • 総合内科専門医
  • 日本循環器学会専門医
  • 日本心血管インターベンション学会名誉専門医
  • JMECC(内科救急シミュレーションコース)ディレクター
  • ICLSディレクター
  • ACLSリードインストラクター
  • BLSリードインストラクター
医師のコメント 1982年に東京医科歯科大学を卒業し、長野県北信総合病院で内科の研修を行い、その後、専門を循環器とし、横須賀共済病院、とりで総合医療センター、三島社会保険病院、災害医療センター、平塚共済病院で勤務いたしました。循環器の中でも虚血性心疾患、心血管インターベンション(カテーテル治療)、心不全治療を主に行ってきましたが、それ以外にも、医学教育トレーニング(救急初期診療など)や医療安全などにも積極的に関わってきました。今後もチーム医療の実践をこころがけてまいります。