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シャント外来

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シャント外来・開始しました

毎週月曜日/14:00~16:00(予約制)

受診される方には事前に電話(TEL:0467‐86‐6530)までご連絡ください。

診療内容・特色

透析患者さまにとってシャントとは命を支える大切なものです。シャント=命という考えのもとに、医師・看護師・臨床工学技士が連携して対応させていただいております。シャントを少しでも長持ちさせるには日頃の自己管理も大事ですが、ここシャント外来にても、シャント・透析管理に関する「お悩みごと」・「相談ごと」など精神的な部分も含めて患者さんのお手伝いをさせていただきたいと考えておりますので、どうぞお気軽にご相談下さい。

  • (1)シャント音がない、または弱い
  • (2)シャント側の手指や腕に腫れ・痛み・冷感がある
  • (3)血管に痛みを感じる
  • (4)血管がかなり太くなってきた

など上記以外の症状でもシャント狭窄・閉塞が起こることがありますので、少しでも「おかしい」「いつもと違う」と感じましたら、当院のシャント外来にご相談下さい。

当院は透析にまつわる合併症を抱えた長期療養の患者様が多いことより、シャントトラブルを抱えた患者様もそれに比例して多いです。そのため当院におけるシャント再手術の経験は豊富であり、たとえ他院でシャント作成困難とされた方でも、透析患者さんにとっては大切なシャントですので、なんとしてでも作成し血液透析を維持できるように努めています。

特に「血管が細くてない」という状態でも、血管エコーや血管造影を行い、造設可能な部位を探して内シャント作成を実現してきております。

当院で行っている治療方法

  • (1)バルーンカテーテルを使用して血管を広げるPTA(血管形成術)
  • (2)自己血管を用いた内シャントの造設
  • (3)人工血管を用いた血管修復や新しい内シャントの造設
  • (4)動脈表在化
  • (5)皮下留置用カテーテルの挿入・埋込

特に(4)(5)は、シャント血流が心臓に負担をかける状態、たとえば心不全などの疾患の方に用いられることが多いですが、当院ではこれら血液透析のほかにも「腹膜透析」も扱っておりますので、心臓疾患を合併されている方を含め、透析方法の選択肢は多いです。

それゆえ透析困難と診断されている方でも、あきらめずにお気軽にご相談下さい。

担当医師紹介

山西秀樹[写真]
山西 秀樹やまにし ひでき
出身大学 札幌医科大学
資格
  • 外科学会専門医
  • ERA‐EDTA(ヨーロッパ透析移植学会)会員
  • 透析学会専門医
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