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診療科・部門

耳鼻咽喉科

難聴の患者様へ

人工内耳の適用について

適応基準(成人)

年齢

18歳以上とする。

聴力および補聴器の装用効果

純音聴力は両側90dB以上の重度難聴者で、かつ補聴器の装用効果の少ないもの。 補聴器の装用効果の判定にあたっては、通常の人工内耳装用者の語音弁別成績を参考にして慎重に判定することが望ましい (具体的には子音弁別テスト、57表の単音節検査、単語や、文章復唱検査、単語や文章復唱テストなどの成績を参考にする)。

禁忌

画像(CT・MRI)で蝸牛に人工内耳が挿入できるスペースが確認できない場合。 ただし、蝸牛の奇形は骨化は必ずしも禁忌とはならない。 そのほか、活動性の中耳炎、高度の精神障害、聴覚中の障害、その他重篤な合併症など。